第7回目のマーケティングウェポンの
ディスカッションテーマは［ペットを切り口に］。
［ペットを切り口に］とは、
「ペットショップ」 についての話ではありません。
あくまでも、「ペットを切り口に」を
【マーケティングウェポン】として捉えた時、
どのようなアイディアと、応用例があるのか?
このような視点でみなさんとともに考えていきたいと思います。

１９９１年以降、右肩上がりを続けているペット市場。
現在では、少子高齢化や余暇の拡大などを背景に
2兆円を超える規模にまで成長していると言われています。
核家族化や近年の「癒やし」ブームもあり、
ペットの位置付けも愛玩動物から
「コンパニオンアニマル」（伴侶動物）へと変化し、
人間との関係が深まっています。
これに伴ってペットの「揺りかごから墓場まで」に関連する
多くのサービスも拡大しているようです。
例えば、ペット関連事業には、
今では当たり前のように、ペットホテル、ペット霊園、ペット病院、
ペット保険、ペット葬儀など、数え切れないほどの
ビジネスが存在します。
なかでも、ペット葬儀という業界では、
ペットを亡くした方への悲しみを癒すために
カウンセリングを提供しているところもあるようです。
また、最近ではペットのフィットネス、ペット探偵というように、
「人に対するサービスを、何でも置き換えられるのではないか?」
と錯覚してしまうほどです。
最近知ったものでは、
「ペットの暮らしモバイルカー」というサービスがあります。
これは、単なるペット用のシャンプーカーではなく、
マイナスイオンのミストサウナ（霧状の水温サウナ）ルームを装備し、
アロマオイルを塗布してマッサージを行います。
ペットへの癒しを顧客の自宅近くで提供し、
移動が困難、時間のない顧客を取り込むサービスとして
フランチャイズ展開されています。
このように様々なペット関連ビジネスがあるわけですが、
マーケティングウェポンとして
既存のビジネスをペットを切り口に、進化させた応用も
いろいろと考えられるのではないでしょうか?
例えば、レストランやカフェでは、
ペット連れを受け入れることで、
客単価はもとより、客数を延ばしている
お店も結構あります。
(ただし、衛生管理面には充分な注意が必要です。)
また、以前に取り上げたウェポン［託児所］と近い応用例ですが、
フィットネスクラブ、美容室、エステサロンのように
ペットショップや、ペット保育所とタイアップして、
ペットを預けている間に、サービスを提供できる業種も
いろいろと考えられることでしょう。
(あなたの商売エリアでのニーズの度合いにもよりますが…)
マーケティングウェポンの一つ
［ペットを切り口に］
あなたはどのように応用しますか?
また、次(↓)のような切り口で何かありましたら、ぜひ教えてください。
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【応用例】
「あなた自身のお店、ビジネスに応用すると
このウェポンはどのようなものになるのか?」
【体験例】
「既にこのウェポンは過去に実施している。
それは、成功なのか? 失敗なのか?
また、その要因はどのようなものか?」
【アイディア例】
「あなた自身の商売、ビジネスとは関係ないが、
このウェポンを使った、こんなアイディアが考えられる。」
などなど、皆さんの体験やアイディアを聞かせてください。
ぜひ、みなさんと分かち合いましょう。