No.28 -[クーポン]

パズル

第28回目のマーケティングウェポンの
ディスカッションテーマは[クーポン]。
[クーポン]を
【マーケティングウェポン】として捉えた時、
どのようなアイディアと、応用例があるのか?
このような視点でみなさんとともに考えていきたいと思います。


まずそもそも「クーポン」の語源は、
「『切り取る』という意のフランス語 couper から生まれた用語」
だそうです。
クーポン付き広告の「クーポン」とは、
「特定の商品を購入するときに、その商品を小売店に持参すると、
券面に書いてある金額だけの値引きを受けることのできる券」
のことです。
今は、あまりにもあたり前の[クーポン]は、
日本で普及してからは、実はそれほど長くはないのです。
アメリカでは、100年近く前から使われてきた販売促進手段で、
歴史が古く、広く使われていたため、
かなりノウハウも蓄積されていたようですが、
日本では公正競争規約のため雑誌は1987年、新聞は1990年まで
規制のため、やりたくてもやれなかったわけです。
ですが、せっかく日本で解禁になった、[クーポン]ですが、
すぐには活発に行われませんでした。
その後リビング新聞などのフリーペーパーで使われるなど、
少しずつ浸透してきて、本格的に普及したのは
やはり2000年創刊のホットペッパーからでしょう。
だたし、クーポン付き広告は、動機付けには、
とても有効な手段ですが、
クーポンだけを目当てにしている消費者も多く、
なかなかリピートが難しいのが実情ではないでしょうか?
今注目なのは、雑誌や新聞の[クーポン]ではなく、
やはりケータイクーポンでしょう。
15歳~29歳のケータイユーザーに対し調査をした結果、
ケータイクーポンの5割以上が「利用経験あり」で、
女子大生では7割超えているようです。
なかでも、クーポンを利用するのは「ファーストフード店」がダントツで、
高校生では9割を超えるようです。
※ケータイクーポンの利用に関する調査結果 (ネットエイジアリサーチ)
http://www.mobile-research.jp/investigation/research_date_071115.html
このように若い層をターゲットとする店舗商売の場合は、
「ケータイクーポン」は必須になってきているようです。
でも、これも以前のフリーペーパーがそうであったように、
新規客獲得の動機付けだけに終わらせず、
何回も何回もリピートしていただくために工夫することが
大事になってくるでしょう。
マーケティングウェポンの一つ
[クーポン]
あなたはどのように応用しますか?
また、次(↓)のような切り口で何かありましたら、ぜひ教えてください。
———————————————————————
【応用例】
「あなた自身の会社(お店)、ビジネスに応用すると
このウェポンはどのようなものになるのか?」
【体験例】
「既にこのウェポンは過去に実施している。
それは、成功なのか? 失敗なのか?
また、その要因はどのようなものか?」
【アイディア例】
「あなた自身の商売、ビジネスとは関係ないが、
このウェポンを使った、こんなアイディアが考えられる。」
などなど、皆さんの体験やアイディアを聞かせてください。
ぜひ、みなさんと分かち合いましょう。

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