ブランド、ブランディングとは
「ブランド」、「ブランディング」といった言葉はすっかり定着し、さらに中小企業にもブランドが必要であるという認識も広まってきました。しかし実際にその定義を正確に把握しているかと言えば、必ずしもそうは言いきれないようです。
「ブランド」とは気の利いたネーミングや洒落たデザインのことではなく、また広告だけで短期的に築けるものでもありません。企業の経営やマーケティングの考え方そのものを反映した、「顧客の気持ちの中に浮かび上がる1つのカタチ」と言えるものなのです。
ブランドが「顧客の気持ちの中」にある以上、直接操作することはできません。「顧客の気持ちの中にあるカタチ」=「ブランド」を育てていくための施策が必要であり、これが「ブランディング」と呼ばれているものです。
ブランディングの重要性
「ブランド」は「顧客の気持ちの中」にあるものですから、絶えず変化する可能性にさらされていると言えます。ブランドを強化する、すなわち企業が意図する好ましい方向へと変化させるよう、継続的で一貫した取り組みが必要です。社外に対しては、主に広告・広報・販売促進の様々な手段でブランドのイメージを訴えていくことになります。
社内へのブランド浸透は「インターナルブランディング」とも呼ばれ、講義やワークショップなどの取り組みを通じて、従業員をブランドにふさわしい人間に育成します。従業員は日々の事業活動においてたくさんの社外の人々と接触しますが、これら全てが「ブランドとの接点」と言えます。したがって、営業や販売だけでなくあらゆる部門の従業員が、ブランドの強化(あるいは衰退)に関与していると言えるのです。
それゆえ、ブランディングは社外向けと社内向けの施策を両輪で実施することが重要なのです。
私たちの想い
今から10年以上前、世間には大手企業のブランドの事例があふれていましたが、中小企業にとってはまだまだ縁遠い存在でした。大手の成功事例はたくさんあっても、中小企業にはどのように応用できるのか、多くの人にとっては未知の状態だったのです。
当時、当社は広告の企画制作会社でしたが、代表の岩本はブランドが中小企業にとっても強力な武器になると直感し、なんとかしてブランドを中小企業にも役に立つものにし、そのメソッドを開発したいと考えていました。
そして、ブランド論の大家である中央大学大学院の田中洋教授や、ブランディングの仕事ですでに名を成していた実務の第一人者たちに声をかけ、同じ志を持つ経営者たちとともに研究会を発足。三年余りの研究ののち、業種、企業規模に関わらず実践できる、再現性のあるメソッドを開発しました。
さらに、そのメソッドを普及させるために立ち上げたのが一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会です。
以来ブランドを軸にしながら、お客様の課題を解決するため、事業領域を拡張しながら今日に至っています。
イズアソシエイツのブランディング支援の強み
当社は、一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会を約10年間運営したことによるコンサルティングのノウハウと、広告の企画制作会社として25年以上積み上げてきたことによる、クリエイティブとプロモーションのノウハウがあり、事業領域を徐々に進化させてきました。
当社なら、経営コンサルティング、ブランド構築、インターナルブランディング、そしてプロモーションをワンストップでご提供できます。