商業界執筆-その2

勉強のイメージ

前回より続く
http://blog.is-assoc.co.jp/toshi/2008/09/post_173.html
いろいろと悩んだあげく。
次のようなストーリーを考えた。
今回は、チラシについての執筆依頼なのだが、
まず、前提として、
新規顧客を獲得する販促コストは高くつき、
一度の来店や購買を促しただけでは、基本的に割が合わない。
そもそも新規集客だけを安易に実施することはお勧めしない。

というように、
そもそもチラシを打ち込むことに
問題提議することを導入にすることとした。


次に、
「広告目的とは、そもそも『「何のためにチラシを打つのか?」ということである。
「“来店動機”“購買動機”をいかに高めていくか?」ということを考えると
押さえておきたいこととして、
「どんなキャンペーンを年末年始に実施するのか?」ということがある。
この時期に「いかに購買動機を刺激するキャンペーンアイディアを考え出すか?」
が重要なのである。
優れたキャンペーンを打ち出さないで、チラシを打っても意味がないのである。

というように、
もっとも大切なのは、「どのようなチラシを作るのか?」ではなく、
「どのようなキャンペーンを打つのか?」を
重視することを啓蒙していくこととした。
さらに、
「いかにそのお客様にリピート来店していただくか?」を考えておくことである。
初めて来店するお客様のことを「トライアル客」と定義しているが、
いわゆる試しに来ているだけであり、
新規顧客として獲得できてもリピードしていただけなければ、
新規集客のためのコストをドブに捨てることになる。
だからこそキャンペーンの中で、
お客様に再来店していただくための仕掛けを準備する必要がある。
また、この「トライアル客」に対してその後、
定期的にアプローチができるように顧客リストの獲得も必要である。
これらのことを念頭にいれながら
優れたキャンペーンを打ち出し、
チラシで表現していくことが重要なのである。

というように、
チラシを打つ時点でも、
新規顧客の獲得以上に、リピート促進を進め、
リストの重要性を啓蒙していった。
そして、全体のストーリーは、
以下のような手順で、
あくまでも販売促進手法の一つであるチラシとして、
打ち込む手順を伝えていくこととした。
1. SWOT分析によって、脅威、機械、強み、弱みを明らかにする。
2. キャンペーンアイディアを考える
3. 3つ程度のキャンペーンアイディアを出し、検証する
4. チラシの表現(見せ方)を考える
5. チラシの配布(活用)方法を考える
6. 実施する
7. 検証する
8. 1に戻り、次の対策を考える
だが、能書きだけを伝えたくはなかったので、
フィクションではあるが、
できるだけ具体的な例を上げれるように考えていった。
もちろん、チラシについては、
本番さながらのものを準備した。
続く↓
http://blog.is-assoc.co.jp/toshi/2008/09/post_175.html

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