販促手法の種類-新規顧客向け・媒体活用型8
フリーペーパー フリーペーパー=クーポン付き情報誌2
フリーペーパーの中でも、
クーポン付き情報誌を販促媒体に活用する場合には
注意が必要です。
それは、クーポンだけだ目当ての浮遊客がいることです。
浮遊客が来店しても、必ずしもリピートにつながりません。
浮遊客は、お店を選ぶ基本的な判断基準が、
価格である可能性が高いからです。
実際、美容室やネイルサロンでは、
クーポン付き情報誌がきっかけで来店した顧客のリピート率が
10%以下というところも少なくないようです。
このような場合、価格を訴求するのではなく、
最初からリピートを目的としたお店の明確なコンセプトを打ち出し、
それにターゲットが共感できるように
広告の表現を工夫することが大切です。
※『この1冊ですべてわかる 販促手法の基本』
(岩本俊幸著/日本実業出版社) より抜粋