23才の事業家

koukoku

今日の午後は、ある事業家に向けて
4時間のコンサルティングを実施した。
彼は、23才で中卒である。
中学卒業後、建築関係、消費者金融、投資など
とくに後半はテレアポ、新規開拓営業の仕事が中心で、
転職の数は、30社を下らないという。
さらに営業成績は、どの会社でもトップクラスだったようだ。
当然、お金もかなり稼いだとのこと。


転職の理由について彼は言う。
「どの会社も3ヵ月で学ぶべきことがなくなる。」と。
「そんな甘くないだろう」と言いたいところだが…。
彼の様々なコメントから、
うなづける要素がたくさん出てきている。
一つ例を上げると…
約5年間続けた、かなりの数のテレアポ。
毎日、毎日、それを深く反省する姿勢。
これを繰り返しているうちに、
テレアポ時、電話での相手の声のトーンを聞くだけで、
見込み度のランクがわかるという。
例えば、
1. まったく見込みがない
2. ほぼ見込みがない
3. ほんの少しだけ見込みがある
4. 多少見込みがある
5. かなり見込みがある
このランクによって、
セールストークを使いわけるわけだが、
トークの内容についても、
ランクごとにさらに細分化されている。
これらが全て体に染み付いているということだ。
私もそれなりに、セールストークや心理学などを
学んでいるので、少々のことではびっくりしないつもりだ。
だが、そんな私でも、「うーん」と唸るほど、
とてつもなく巧みな内容のセールストークを駆使している。
でも、彼はこれからの事業の目的について次のように言う。
「こういった心理操作はもううんざり!!
お金もかなり稼いだので、今はお金が主たる目的ではない。
人間関係を重視した素敵な会社を作っていきたい!!」
彼と、これから二人三脚でマーケティング計画を立てていく。
早速、最初の段階で、
驚いたことがいくつかあった。
やはり密度の濃い営業経験があるということなのか…
マーケティングに対する嗅覚が鋭い。
例えば、
あるカテゴリーの商品の販売数を延ばすために、
「どのようなところと提携していけば良いのか?」
という問いに対して、
彼は常に湯水のようにアイディアが出てくる。
あとは、このアイディアを具現化し、
テストすれば良いといった感じである。
また、スピード感についても、圧倒的なものを持っている。
彼は次の言葉を何回か繰り返していた。
「今すぐ私がやるべきことをはっきりさせたい。」
このコメントに対して私は、いくつか提示するわけだが、
量的に物足りない様子。
しかし、このように頭がキレ、行動力のある人間が
まだ23才というのがまったく信じられない。
このような人間が
今の私の年 (20年後?) になった時には、
いったいどんな人間になっているのだろうか…?
このような人間がもしごろごろいたとしたら、
いったいどんな世の中になっているのだろうか…?
まったく予測がつかない。

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