No.20 -[多様な申込み方法]

パズル

第20回目のマーケティングウェポンの
ディスカッションテーマは[多様な申込み方法]。
[多様な申込み方法]を
【マーケティングウェポン】として捉えた時、
どのようなアイディアと、応用例があるのか?
このような視点でみなさんとともに考えていきたいと思います。


多様な申込み方法を考えるあたって、
ダイレクトマーケティング用語である
「レスポンスデバイス」について
少し触れたいと思います。
「レスポンスデバイス」とは、
フリーダイヤルの電話、ファックス番号、返信ハガキ、
問合わせ先の電子メールアドレスやURLなど、
広告媒体を受け取った人が、
申込みや問合わせをする手段のことです。
「ターゲットに行動を起こしてもらう」という
レスポンスのみに目的を絞っている広告を
レスポンス広告と言います。
このレスポンス広告には、
「レスポンスデバイス」ないと、
そもそも目的を達成することができません。
消費者が折角興味を持っていただいたとしても
反応のしようがなかったり、
面倒な手続きに感じたりして、
申し込みや問合せをやめてしまうことになります。
一度整理します。
申込み方法(レスポンスデバイス)には、
以下のようなものがあります。
・電話
・FAX
・ハガキ
・電子メールアドレス
・インターネット(URL)
・モバイル(QRコード)
これらの申込み方法の一つ一つを丁寧に準備する。
わかりやすいように目立たせる。
例えば、
電話やFAXであればフリーダイヤルにする。
ハガキであれば、「料金受取人払い」の返信ハガキをつける。
ホームページの記載は、URLだけでなく、
キーワード検索しやすい表記をする。
そして、できる限り複数準備しておきたいものです。
このようにレスポンス広告では、
「次にとるべき行動を消費者に伝える」
ことを丁寧に行うことが大事なのです。
例えば、広告媒体の見せ方にインパクトがあり、
信頼感も出ていて、動機付けがしっかりとできるように
設計されていたとしても、
ほとんどの人は、
「次に何をしなければならないか?」と
考えているヒマはないのです。
どのように
「問い合わせをしていただけるのか?」
「注文をしていただけるのかか?」 を
あらゆるケースで考えておかなければなりません。
例えば、
ある建築会社のケースです。
モデルハウスに集客をすることが目的で
見込客にDMを送った時のことです。
今までは入れていなかった電子メールの記載。
この申込み方法を始めて入れたことで、
多くの問い合わせが増えました。
次に
ある学習塾のケースです。
無料説明会に来てもらうことが目的で
チラシを打った時のことです。
今までは入れていなかったFAXの記載。
この申込み方法を始めて入れたことで、
他の方法の中でも、FAXでの申込みが一番多かったのです。
このように、
広告主側が想定している以外(想定外)のことが
起きるということは、よくあることです。
複数のレスポンスデバイスを準備しておくこと、
出来るかぎり、申込みや問い合わせしやすい状況を作ることは、
とても大事なことではないでしょうか?
あなたの広告、販促媒体には、
申込み方法(レスポンスデバイス)が充実していますか?
そして、
マーケティングウェポンの一つ
[多様な申込み方法]
あなたはどのように応用しますか?
また、次(↓)のような切り口で何かありましたら、ぜひ教えてください。
———————————————————————
【応用例】
「あなた自身のお店、ビジネスに応用すると
このウェポンはどのようなものになるのか?」
【体験例】
「既にこのウェポンは過去に実施している。
それは、成功なのか? 失敗なのか?
また、その要因はどのようなものか?」
【アイディア例】
「あなた自身の商売、ビジネスとは関係ないが、
このウェポンを使った、こんなアイディアが考えられる。」
などなど、皆さんの体験やアイディアを聞かせてください。
ぜひ、みなさんと分かち合いましょう。

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