No.16 -[アイドリングタイムの活用]

パズル

第16回目のマーケティングウェポンの
ディスカッションテーマは[アイドリングタイムの活用]。
[アイドリングタイムの活用]を
【マーケティングウェポン】として捉えた時、
どのようなアイディアと、応用例があるのか?
このような視点でみなさんとともに考えていきたいと思います


アイドリングタイムとは、
「作業員が実際に業務を行なっていない時間」のことを
指すようです。
簡単に言うと
「いかにして空き時間を活用するか?」
ということなのですが、
飲食店のようにランチタイムと夜以外は、
空き時間が出る業種に適用できるかと思います。
単純な例で言えば、
蕎麦屋さんが、おみやげ用の蕎麦を販売することがあります。
ランチタイムや夜などの忙しい時間以外で
商品を販売すること、またこの商品販売の準備をすることこそ、
空き時間を上手に活用することであり、
効率的に売上、利益を増やす施策と言えるでしょう。
また、あるカラオケBOXが
「午後のケーキバイキング」という
サービスをやっていました。
とくにこのカラオケBOXは、
夕方からはかなり利用され、稼ぎ時なのですが、
意外と午後2時頃から夕方までは苦戦していました。
まさに、アイドリングタイムであったのです。
そこにこのようなサービスを導入することによって、
今までの夕方以降のお客さんとは異なる客層を
集めることができたようです。
もう一つの例は、店舗系のビジネスではなく、
レンタカービジネスの例です。
カーシェアリングというサービスがあるようです。
これは、一般的なレンタカーのように不特定の人が使用するのではなく、
会員となった特定の個人や法人が共同所有し、
その車の空き時間に乗りたい時だけ使用するというシステムです。
個人が車を所有する場合の費用として
車両価格、保険代、駐車場代等を会員で負担するため、
自家用車を保有するより経費を節約できることが特徴です。
自動車を個人で所有すると、
「使用しないと損」という意識が働くことにより、
必要以上に使用してしまう傾向にあります。
カーシェアリングでは利用料金が明確なので、
利用者に「節約」を促がすことができます。
車の利用が減ることにより渋滞緩和や
二酸化炭素の排出を抑制するなど、
環境に優しいサービスとして、
欧米で普及しつつあるようです。
マーケティングウェポンの一つ
[アイドリングタイムの活用]
あなたはどのように応用しますか?
また、次(↓)のような切り口で何かありましたら、ぜひ教えてください。
———————————————————————
【応用例】
「あなた自身のお店、ビジネスに応用すると
このウェポンはどのようなものになるのか?」
【体験例】
「既にこのウェポンは過去に実施している。
それは、成功なのか? 失敗なのか?
また、その要因はどのようなものか?」
【アイディア例】
「あなた自身の商売、ビジネスとは関係ないが、
このウェポンを使った、こんなアイディアが考えられる。」
などなど、皆さんの体験やアイディアを聞かせてください。
ぜひ、みなさんと分かち合いましょう。

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