No.38 -[セレクト型(選択肢)]

パズル

第38回目のマーケティングウェポンの
ディスカッションテーマは[セレクト型(選択肢)]。
[セレクト型(選択肢)]
【マーケティングウェポン】として捉えた時、
どのようなアイディアと、応用例があるのか?
このような視点でみなさんとともに考えていきたいと思います。


以前、[セレクト特典]について
マーケティングウェポンで触れたことがありました。
http://www.koukoku-ya.jp/blog/2007/12/no27.php
今回のテーマである[セレクト型(選択肢)]は、
商品やサービス、または価格などの選択肢を広げるという
アイディアで、新しくマーケティングウェポンにならないか?
という視点で考えてみたいと思います。
といっても…
大型店ならともかく、
資本力がない小さな会社、お店、ネットショップなどが
品揃え増やすというアイディアだけで勝負をしようとしても、
大手にはかないません。
ですので、商品やサービスのコンセプトという
ドメイン(領域)や軸を明確にした上で、
[セレクト型(選択肢)]のマーケティングウェポンを
活用することが効果的でしょう。
例えば、
ファッションを扱う商売の場合、
そこそこ著名なスタイリストを活用して、
「『良質なライフスタイルの提案』を軸とし、
分野を超えて厳選した商品を販売する」
セレクト型のお店やネットショップを展開する。
など、一ひねりしてみたいところです。
また、このような切り口とは別に、
新しい価格帯を設定するだけで
上手くいった例もあります。
おせんべい屋さんの例です。
今まで、1,000円、2,000円、3,000円だけしか
価格帯を持っていなかったお店が、
高級贈答用として5,000円、10,000円、15,000円の
価格帯を新しく設定しました。
もちろんこれらの価格帯の場合、
量は増やしていますが、商品の中身自体は
変わっていません。
ドラスチックに変えたところといえば、
高級贈答用としてパッケージにこだわった
というところでしょう。
よく聞かれる話しとして、
商品、サービスに松、竹、梅の
3段階の価格帯を設定すると、
人間心理なのでしょうか…
真ん中の「竹」を選択するお客様が
多くなる傾向がある
というように、
このおせんべい屋さんの高級贈答用も
真ん中の10,000円が一番売れたとのことです。
このように、
お客様にとって選択肢が広がると、
売上増に貢献できることもあるわけです。
いかがでしょうか?
マーケティングウェポンの一つ
[セレクト型(選択肢)]
あなたはどのように応用しますか?
また、次(↓)のような切り口で何かありましたら、ぜひ教えてください。
———————————————————————
【応用例】
「あなた自身の会社(お店)、ビジネスに応用すると
このウェポンはどのようなものになるのか?」
【体験例】
「既にこのウェポンは過去に実施している。
それは、成功なのか? 失敗なのか?
また、その要因はどのようなものか?」
【アイディア例】
「あなた自身の商売、ビジネスとは関係ないが、
このウェポンを使った、こんなアイディアが考えられる。」
などなど、皆さんの体験やアイディアを聞かせてください。
ぜひ、みなさんと分かち合いましょう。

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