☆『ブランド名言集』では、ブランディングやマーケティングに関する
書籍の中から、印象的な言葉をご紹介していきます。
ブランド名言集を(財)ブランド・マネージャー認定協会の
フェイスブックページで毎週連載しています。
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【 ブランド名言集 Vol.105 】
■「親しみ」よりも「自己主張」
多くのマーケッターはイメージ広告を作る場合、
消費者に「親しみやすさ」を訴えかけます。
一人でも多くの消費者に、自分のブランドを手に取ってほしいからです。
しかし、そうした広告は八方美人になってしまい、あまり成功した例はありません。
成功しているブランドの広告は、一部のユーザーに嫌われる覚悟で
「自己主張」をしています。
ブランドにとって大切なロイヤル・ユーザーを捕まえられるイメージ広告とは、
「親しみやすさ」ではなく「自己主張」を行っている広告です。
広告キャンペーンを行う際の事前調査で、
「好きでも嫌いでもない」という答えが多い広告は、
ブランドの主張が弱いことを意味しています。
逆に「すごく好き」と「すごく嫌い」のふたつにはっきり分かれる広告のほうが、
実際にはよい結果を出しています。
出典:『THE BRAND BIBLE マーケッター編』 水野 与志朗 著
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※『THE BRAND BIBLE トップマネジメント編』との2冊セットとなります。