No.37 -[多様な支払い方法]

パズル

第37回目のマーケティングウェポンの
ディスカッションテーマは[多様な支払い方法]。
多様な支払い方法]を
【マーケティングウェポン】として捉えた時、
どのようなアイディアと、応用例があるのか?
このような視点でみなさんとともに考えていきたいと思います。


多様な支払い方法を、
商品購入時の決済方法として捉えると、
例えば、次のような種類があります。
1.金融機関振込
2.郵便振替
3.コンビニ決済
4.ネットバンキング
5.料金着払い (料金受取人払い)
マーケティングウェポン的に考えると…
例えば、通販ビジネスの場合は、顕著かと思いますが、
このような[多様な支払い方法]を多く用意することで、
注文数が増えることは少なくありません。
教材を扱い、ネットで販売している
知り合いのコンサルタントが
「カード決済」を新しく導入しただけで、
コンバージョン(成約)率が20%近くも上がった
という実例もあるようです。
弊社でも教材を扱っているので、
このようなことを聞いてしまうと、
早々に「カード決済」を導入となくてはと
考えざるを得ません。(苦笑)
また、クレジット決済でも、
分割払い、ボーナス一括払い、スキップ払いなどが
あります。
なかでも、クレジットという概念がなかった時代の
かなり古い例、ある専門学校でのことですが、
入学金が負担になっていて入学できない学生が
そこそこいるというニーズを聞き取り、
入学金を毎月の授業料と合わせて
毎月払いに変更しました。
これだけのことで、
入学者がかなり増えたという事例もあります。
分割払いの概念が一般的ではなかった時代では、
非常識だったわけですが、
やはり、常識の殻を破り、
非常識なことを勇気を持って実践することが
ビジネスで成功する一つの肝なのでしょう。
さて、次はリースの話しです。
コピーなどの事務機、パソコンなどのIT関連機器、
そして車というように、月々の負担の軽減と、
経費として処理できるメリットなどから
法人向けビジネスの場合、リースを活用することは、
今や当たり前です。
弊社でも、以前、リース商品の販売を
そこそこ積極的にしていた時期がありました。
今まで高額だった商品をリースにすることによって、
以前より格段に販売しやすくなりました。
そこでふと思ったことがあります。
リースの場合、
販売側はリース会社より
最初に一括で入金されるので、
資金繰り的にはとても楽になるのですが、
お客様としては、例えば5年間とか
長い期間にわたって毎月払い続けるわけです。
その時、お客様は、
リース会社に支払っているというより、
販売側に支払っていると感じている
ケースも少なくないようです。
でも、販売側は、最初にお金を全額もらっているので、
このようなお客様の気持ちを忘れてしまうのです。
このようなことから、
お客様と販売側の意識のギャップが
起きることがあります。
これは、気をつけなければならない事実です。
だからこそ、
「丁寧に、マメに、誠実に」
継続して対応していきたいものです。
もともとリース支払いは、
お客様にとって、ありがたい支払い方法なのですから、
きっと喜んでいただき、
深く、広くお付き合いできることでしょう。
マーケティングウェポンの一つ
[多様な支払い方法]
あなたはどのように応用しますか?
また、次(↓)のような切り口で何かありましたら、ぜひ教えてください。
———————————————————————
【応用例】
「あなた自身の会社(お店)、ビジネスに応用すると
このウェポンはどのようなものになるのか?」
【体験例】
「既にこのウェポンは過去に実施している。
それは、成功なのか? 失敗なのか?
また、その要因はどのようなものか?」
【アイディア例】
「あなた自身の商売、ビジネスとは関係ないが、
このウェポンを使った、こんなアイディアが考えられる。」
などなど、皆さんの体験やアイディアを聞かせてください。
ぜひ、みなさんと分かち合いましょう。

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