販促手法の種類-既存顧客向け・媒体活用型6
(1) カタログ 単なる説明に終わらなければ、販促ツールになる2
前回(http://www.koukoku-ya.jp/blog/2016/11/post-1123.php)
に引き続き、効果的な販売促進ツールとしてカタログの種類をあげていきます。
■カタログの種類
<仕様形態別>
・雑誌形式
雑誌のように、読み物としても充実している。定期的に刊行する。代表的なものに、
カタログハウスの『通販生活』がある。家具、家電、生活雑貨など、
暮らしに役立つ商品だけでなく、面白エッセイも掲載
・パンフレット形式
数頁程度でステープラー止め(中綴じなど)している形式の印刷物。
商品のラインナップがあまり多くない場合の総合カタログに使われる。
一般的には、単品カタログ
・チラシ形式
1枚物の印刷物で、単品カタログとしてしか使えない。コストが
かからないというメリットがあるが、誌面の関係上、詳細には記載できない
・CD-ROM形式
パソコンなどを利用する電子メディアのカタログ。商品の質感の設定など、
さまざまな視覚効果や、音声なども設定できる。検索機能を付加できれば、
商品を探すことが容易。印刷媒体と比較したメリットとして、小ロットでも
作成が可能。修正があっても、それほどコストをかけずに改訂版をつくれる
・WEBサイト形式
CD-ROM形式のカタログの機能をすべて保有することが可能。さらに、
在庫をもたないメリットがあります。更新もタイムリーに反映できる。
名刺や販促ツールなどからWEBサイトに誘導する方法次第だが、WEBサイト
へのアクセス後の使いやすさ、見やすさを高めることも大切
※『この1冊ですべてわかる 販促手法の基本』
(岩本俊幸著/日本実業出版社) より抜粋