販促手法の種類-既存顧客向け・媒体活用型2
顧客のライフステージを把握できることが重要 Part2
効果的に成果を上げるためには、顧客のライフステージを把握
できる情報を的確に集める必要があります。また、収集するだけでなく、
費用対効果的に活用できなければ意味がありません。
顧客情報の項目も多ければいいというわけではありません。
代表的な顧客情報の項目をまとめたのが下記の表となります。
情報を活用するためには、コストや労力の無駄にならないように
必要な範囲で当てはまる項目を選ぶことが大切です。
下記の表には、業種や商品・サービスによっては、
必要のない情報もあります。
たとえば、勤務先情報は、一般的な小売店などには必要ないでしょう。
そのような必要のない情報まで集めると、無駄に労力がかかり、
効率性の面でマイナスです。
■顧客情報の代表例
【本人情報】:氏名、住所、電話、メールアドレス、年齢、性別、職業、学歴、
未婚or既婚、家族構成、生年月日、趣味、購読雑誌、購読新聞、
生活習慣、住居形態、身長、体重、3サイズ(バスト、ウエスト、ヒップ)
年収、クレジットカードの種類
【勤務先情報】:社名、業種、職種、役職、所在地、電話
【商品・サービスの購入履歴情報】:購入日、品名、個数、単価、
金額、商品の特徴
【家庭の記念日情報】:結婚記念日、新築記念日
【住居情報】:築年数、立地、建築規制等、建築規模、構造、間取り
【家族情報】:氏名、年齢、性別、本人との関係、同居or別居、誕生日、
職業、趣味
※『この1冊ですべてわかる 販促手法の基本』
(岩本俊幸著/日本実業出版社) より抜粋