販促手法の種類-新規顧客向け・媒体活用型9
交通広告 メディアミックス媒体として利用機会が増加3
前回に引き続き、交通広告について今回もお伝えします。
タクシー広告は、従来からのエリアマーケティング的な活用を含め、
「アウト・オブ・ホームメディア」(OOHM)として、
広告効果が大きく注目されています。
アウト・オブ・ホームメディアとは、家の外で接触する媒体の
総称で、日本では主に交通広告(社内・駅構内・車両ラッピング広告など)と
屋外広告を併せたメディアを指します。
特に交通広告は、街の移動者の広告に対する認識を
確実にとらえる媒体として、マス媒体とのメディアミックス媒体として
利用される機会が増えてきています。
また、交通広告の規制緩和が進んだことにより。車体に広告を
ペイントした「ラッピングバス」や1編成の車内すべての媒体を1社で独占し、
1つの商品・サービスの広告を展開する
「トレインジャック(またはメディアジャック)」も
多くみられるようになりました。
車両という閉じられた空間で、同じ商品・サービスを繰り返し目にする
知名度の促進にその効果が期待できるでしょう。
※『この1冊ですべてわかる 販促手法の基本』
(岩本俊幸著/日本実業出版社) より抜粋