販促手法の種類-新規顧客向け・媒体活用型3
街頭配布(ダイレクト・ハンド) (1)
人通りの多い街頭や駅前、繁華街などで、地域周辺の住民、通勤者に
手渡しで配布する販促媒体を「ダイレクト・ハンド」といいます。
最もなじみがあるダイレクト・ハンドとして、
「チラシやポケットティッシュにクーポンを付けたもの」が挙げられます。
狙ったスポット・ターゲットにピンポイントで、
手から手へ直接届けるという
接触に対する意識度の高い、販促媒体といえます。
ですから、手渡す人の挨拶、服装、立ち居振る舞いなども重要になるのは
いうまでもありません。
より高い販売促進の成果を出すために、記念品、粗品などの
ノベルティグッズを添付したり、タイアップイベントと同時に
実施したりなど、さまざまな方法があります。
なお、駅前、街頭、公共施設内でダイレクト・ハンドを行うときは、
施設管理者の事前許可が必要になります。駅構内の場合は、
駅に申請を出す必要がありますが、許可が難しい状況にあります。
公道の場合は、所轄警察署の交通課に道路使用申請をして、
それぞれ許可を受ける事が必要となります。
※『この1冊ですべてわかる 販促手法の基本』
(岩本俊幸著/日本実業出版社) より抜粋