販売促進の手法の1つに、『試用体験手法』がある。
『試用体験手法』とは、試用体験機会を積極的に作り出し、
短期間のうちに、多くの見込み客に試用機会を提供することで、
認知から購買に至るまでの時間を大幅に短縮することを目的としたもの。
この場合、商品、サービスの特徴を、
どのようなアイデアで体験させるかがポイントとなる。
代表的なものは以下の6通り。
(1) 商品サンプル配布
(2) お試し体験
(3) モニター制度
(4) デモンストレーション
(5) カウンセリング
(6) 診断サービス
但し、単に試用品を配るのでは意味がない。
確実にターゲットへ到達させること、
商品の特徴に注目させることなどを
事前にきちんと検討しておく必要がある。
なお、この手法は、大きく展開するには経費が掛かるが、
適切に用いれば投資に見合う見返りが期待できるものと言えよう。