数々のマーケティング関連の著者、
日本でも有数の経営コンサルタントであられる阪本啓一氏の著書。
著者は、コンサルタントとして、これまでおよそ1,700以上の
ブランド案件に携わってきている。
このようにブランドの世界に深く踏み込んだ経験を持つ著者だが、
本書では、あえて初心者でも分かりやすいように
随書に工夫がなされている。
その工夫とは…
仮想授業形式となっており、
読み進めていくうちに、
まるで阪本塾を受講しているような感覚を得られること。
具体例がふんだんに盛り込まれているので、
自社のブランドに置き換えやすく、
想像力が非常に膨らみやすいこと。
各章の合間に、ブランドにまつわるコラムが挿入されているため、
楽しみながら「ブランドとは何か?」を学ぶことができること。
このように、でるきだけ理解しやすく、
そのうえ、かゆいところにまで手が届くように
構成されている本書を読むと
著書の読者に対しての愛情すら感じてしまう。
また、後半の「営業なくしてブランドなし」の章では、
大手メーカーでの豊富な営業経験から導き出された
「人間力」を大切にする著者の考え方に触れことができる。
阪本氏には、ブランド・マネージャー認定協会の
理事に就任していただいている。
本書では、協会のテキストで使用している言語とは、
若干異なるところはあるが、
以下のように、ほぼ置き換えることが可能だ。
例えば、「情緒的価値」と「機能的価値」を本書では、
「ブランドゾーン」と「機能ゾーン」になっているなど…。
初心者をはじめ、経験者にもオススメの1冊。
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