ブランドとは、キャッチコピーやロゴマーク、
あるいはブランド名そのものでなく、その商品が提供する価値、
様々なブランドを構成する要素(『ブランド要素』)や、
ブランドとのコンタクトの集積 (『ブランド体験』)とが
複合的に結びついて、消費者の心の中で作り上げられる心象である。
『ブランド要素』の主な機能は、「ほかの商品と区別する手段」であり
顧客がそのブランドを識別できる最小単位のものである。
また『ブランド体験』とは、商品に触れることを筆頭に、
広告やWEBサイト、電話で接触するなど、
顧客がそのブランドと、何らかの形でコンタクトをとることをいう。
店舗ビジネスの場合であれば、来店することが
『ブランド体験』において、影響力が非常に強く、
なかでも、初回来店の際に、
最も大きなインパクトを顧客に与えることができるだろう。
このように『ブランド体験』のなかでも、
顧客に、最も大きなインパクトを与えるタイミングともいえる
初回来店時の際の有効な販売促進の施策を、
今号のコラムより3回にわたって
紹介していきたいと思う。
【コラム】
「お試し客」にもう一度来店してもらうDM実践法 Vol.1
「なぜ? 一度来店していただいたのに….」
http://www.koukoku-ya.jp/column/pass/dmvol1.php