昨日は、(財)ブランド・マネージャー認定協会主催のイベントでした。
中小企業が目指すべき「ブランドの世界観」
「永続経営を目指す 中小企業のブランド戦略―なぜ今、世界観がウケるのか?―」
第4回公開シンポジウムは、東京国際フォーラムに100名以上の方にお集まりいただき、
おかげさまで盛況に終了することができました。
坂本先生の基調講演「強いブランドは『世界観』で繁盛する」というテーマからスタート。
「ブランドの世界観」として、次の3つの事例が発表されました。
①ポップコーンパパ
②セイショップ
③小池精米店
終盤の協会役職者のみなさんが参加されたパネルディスカッションでは、
「なぜ、消費者は世界観に魅力を感じるのか?」
「今回の事例から学び取れる世界観づくりのペイントとは?」
などが、話し合われましたが、そもそも「ブランドにおける世界観」の定義が
曖昧だったため、そのことにも議論が白熱しました。
さらに、情緒的価値の部分にもなる品質について、
顧問の田中先生より「狩野モデルの3つの品質」ということを
教えていただきました。
これは、今後、協会のカリキュラムにも入れたいと思ったほど重要な提言でした。
品質を次の3つに整理したものです。
魅力的品質要素 = 充足されれば満足、不充足でも仕方がない
一元的品質要素 = 充足されれば満足、不充足で不満
当たり前品質要素 = 充足されれば当たり前、不充足で不満
我々は、この品質要素のどこが足りなくて何を足すのか、
もしくは、どこかに集中するのかなど、とても示唆深いお話しでした。
過去3回開催されたシンポジウムに全て参加されている方、数名より
「今までの中で一番、濃く充実していた。」といった声をいただきました。
私もそのように思います。
これもひとえに、関係者、トレーナー、発表者、実践者、
受講者、参加者のみなさんのおかげです。
本当にありがとうございます。
次回は1年後にまた開催します。
更なる盛り上がりを目指して、まもなく準備に入ります!