実践発表者の2人目は、
株式会社インバウンドコンサルタンツ代表取締役社長の榎本真弓氏に
「価格競争に巻き込まれない永続経営を目指す温泉旅館の
『癒し』ブランディングとは?」
というテーマで発表をいただきました。
上諏訪温泉しんゆ のブランド戦略についての話しです。
赤字旅館を買い取り、昨年10月よりブランド戦略を取り入れ、
今年4月にオープンすることになりましたが、
買い取り前の平均宿泊稼働率を3割から6割の引き上げに
成功することになりました。
先月(8月)には、約9割の宿泊稼働率になっています。
そのブランド戦略の内容を、
協会で提供する「型(フレームワーク)」である
ブランドステートメントに沿って、
以下のような流れで発表していただきました。
・3C分析
・ブランディングの目的・数値目標
・セグメンテーション~ターゲティング
・ブランド・アイデンティティ
・ブランドの背景
・ブランド・パーソナリティ/メタファー
・ポジショニング
・ブランド要素
・ブランド体験シナリオ
・4P/4C
とくに、協会の卒業性にとっては、学んでいる型でもあるので、
関心が高かったのではないでしょうか?
このブランド戦略の肝は、ターゲットとして男性を捨てたこと。
この話しがあった時、会場内はかなりどよめきました。
発表者の榎本さんは、上諏訪温泉しんゆで提供している「ゆかた」を
着ながら発表を行いました。
また、ブランド要素の1つである映像やBGMも体感できました。
このような体感を通じて、受講者方々からは、
「しんゆに行ってみたい」という感想が多くあったようです。
上諏訪温泉しんゆ WEBサイト
http://www.kamisuwa-shinyu.com/
こちらのサイトも弊社(イズ・アソシエイツ)で、
制作協力させていただいています。