先生「岩本君。君さえやる気があれば、
10年で「売る広告表現を追求する」会社として、
日本一になれるよ。」
私「は、はい。」(きょとんとした顔)
先生「まだまだ、日本では、このような思想で、
追求している広告会社はないからね。」
私「本当ですか?
私、デビット・オグルビー(※)のようになりたいんです。」
先生「精進し極めればなれるんじゃない。
私は、現場のクリエイターであり、研究者でもあるが、 君みたいに経営者ではない。
だから、経営者として君が追求し、
社員やブレーンに広めていくことに意義があるんだよ。」
私「は、はい。がんばります。
とにかくこの資料をまずは、何回も読んで理解してみます。」
先生「そうだね。理解できたら、また連絡ちょうだいよ。
そして、またお会う。いろいろ教えてあげるから…。」
私「ほ、本当ですか…。ありがとうございます。
できるだけ、早く理解できるようにがんばってみます。
理解ができたら、ご連絡差し上げます。」
ということで…
あれから2年が経ったが、やはり理解はできない。
でも、聞きたいことは山のようにある。
どうしよう。
と悩んでいるうちに、良いアイディアが浮かんだ。
手っ取り早い方法である。
山田先生を囲んでの勉強会を開催するということ。
そこで、山田先生にお願いしたところ、
あっけなく快諾をいただけた。
こうして、山田先生をお迎えして、
弊社で定期的な勉強会を開催することになった。
続く↓
http://blog.is-assoc.co.jp/toshi/2008/04/_part4_2.html
※ディビット・オグルビーとは?
米国の大手広告代理店オグルビー&メイザーの創設者。
アド・エイジ誌に「広告界のクリエイティブ・キングとして
他に比肩する人がない」とまで言わしめた巨人であり、
現代広告の父と言われている。
彼の制作したロールス・ロイス、ハサウェイなどの広告は、
あまりにも有名。
著書に「売る広告」「ある広告人の告白」などがある。