寺院広報事例 – Part4

koukoku

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「共感の種」は、「お地蔵さんのお寺」
千葉県袖ヶ浦市の正光寺では、
少しでも自坊のことを地域の方々に覚えてもらうために、
工夫をされました。
寺院名だけの「正光寺」では覚えにくいため、
あえて「お地蔵さんのお寺」という肩書きを付けることとしました。
この肩書きは、販売促進ハンドブック<初級編>でご紹介している
「共感の種」のことです。


檀信徒や地域の方々に
「何に共感していただくのか?」の答えを
一言で表現したメッセージでもあります。
この「共感の種」が決まると、広報活動がスムーズに展開できます。
正光寺の場合は、まず案内看板に「お地蔵さんのお寺」と
表記することから始まりました。
この行為だけでも、地域の認知度は圧倒的に高まります。
看板に「正光寺」と寺院名を記してあるだけでは、
認識しにくく、記憶にも残りにくいですが、
「お地蔵さんのお寺」と肩書きを追加するだけで、
近隣の小学校の子供たちから親しまれやすくなりました。
その後、他の広報物にも必ず「お地蔵さんのお寺」と入れ、
地域の人々の認知度が高まり、親しまれるようになりました。
また、正光寺では「お地蔵さんのお寺」として、
より親しみやすくするためにキャラクターを考え、
お守りなどを作りましたが、こちらもとても好評だったようです。
もちろんこのキャラクターは、「寺院便り」「チラシ」など
他の広報物にも必ず入れるようにしました。
やはりキャラクターはとても大事です。
今や、ブランド価値が失墜してしまったキャラクターと言えば、
不二家の「ぺこちゃん」のキャラクター。
カーネルサンダーおじさんといえば、
ケンタッキーフライドチキンというように
キャラクターは、視認性はもちろんのこと、
記憶に残りやすくなる広報活動の一手法です。
消費者や地域の人々のマインドシェア(心の中の割合)を上げることに、
大きく貢献することとなります。

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