本日は、公益社団法人 日本印刷技術協会(JAGAT)様にて

「自社ブランド構築グループコンサルティング」の全6回のうち、

第5回目が開催され、コンサルタントの1人として参加してきました。

このグループコンサルティングには、印刷会社5社、

経営幹部10名にご参加いただいています。

前回までブランドアイデンティティ、ブランドプロミスを

明確にしていくための作業を徹底的に行ってきました。

整理すると、第１～４回目の講義では、

自社の取り巻く外部環境、および内部環境を分析し、

自社の強みを抽出して、自社の価値を見出した。

この価値こそ、ブランディングの中核となります。

第5～6回目の講義では、アプローチ編ということで、

見出した価値を、いかに顧客に浸透させ、売上アップにつなげていくか、

具体的なブランディング活動について身につけていくということです。

本日、第5回目では、そのための具体的なツールをは以下のとおりで、

実際の作成に関して、宿題とさせていただききました。

■ブランドアプローチマップ

・顧客獲得のプロセス（工程・手順等）を明記したもの

・自社を全く知らない「他人」を「顧客」にし、

　更に「リピーター」「ファン」に育成するための、

　全工程（全体設計）と全手順（詳細設計・具体的施策）を

　示した設計図

■ブランドチラシ

・自社の価値を、Ａ４サイズ１枚で表現したツール

・顧客がチラシに気付いてから、購入を決断して行動に移るまでの

　心理プロセスにおいて、無理なく消費者心理を購買行動まで

　移行させる構造となっている

・様々な場面で活用できる万能チラシであるが、初回面談時に、

　短時間で的確に自社の価値を伝えるツールとして活用する

・このブランドチラシを読むだけで「プロの営業トーク」ができる

いよいよ次回は、全6回の最終回となり、丸一日かけて、

上記ツールの宿題の発表(プレゼン)が行われます。

もちろん、私たちがしっかりとアドバイスをしていくこととなります。

集大成として、しっかりと向き合っていきたいと思います。