今日は、中小企業のブランド戦略の現場として、
リアル過ぎる実践事例の数々を見ることができ、
大きな学びの場となるであろうイベントをご紹介します。
日本で唯一「ブランド・マネージャー」を養成する専門機関として、
設立5年で延べ1,000社以上の企業が学んできた講座を開講している
(財)ブランド・マネージャー認定協会にて年1回開催している
一大イベント 「第5回 公開シンポジウム」が開催されます。
http://www.brand-mgr.org/symp2015/index.html
各業界のオピニオンリーダーとの交流の場としても好評を博している
同イベントですが、 今回は、特に見逃せない内容です。
なぜなら、今回は、実際に協会の講座受講生のなかから、
ブランディング実践事例を広く募り、ブランド構築を体系立てた
フレームワークの活用と応用、独自性、そして結果という観点で
優れた事例を選出したコンテストを開催し、
そのなかから優れた受賞者3社のプレゼンがあるからです。
その受賞企業とは・・・
■大賞には、アクセサリー企画・生産・卸の「株式会社スプリング」。
ブランディングを開始してから、4ヵ月後にパリコレ展示会にデビューし、
百貨店の催事に次々と出店。
しかし、その裏には、苦節10年のインドでの生産ストーリーや、
ヒットデザインがすぐに真似されて価格競争に陥り、
疲弊していた時期を乗り越えてきたプロセスがありました。
■準大賞には、長野県に7店舗展開している美容室グループ「りんごの木」。
地元長野に住む人々に美容を通して貢献できる企業で在り続けるため、
社員が「働いていてよかった」と思え、お客様が「通い続けていてよかった」と思える
美容室に成長するためにブランディングを実施。
自社ブランドの軸が定まり、新たな課題に取り組む土壌が固まりました。
■もう1社の準大賞には、静岡県浜松市に3店舗展開している居酒屋「たんと」。
遠州文化や体験を伝える「価値」を伝えるビジネスへの転換を目指すとともに、
働く人がそれぞれ自立し、「自分らしさ」を追求していく職場づくりも
ブランディングの目的として取り組み、既存店売上高も、
厳しい飲食業界の中、5年連続前年を上回っています。
といった強力な実践事例を体感することができます。
また、基調講演には、人気ブランド・コンサルタントの阪本啓一氏より、
「価値のリ・デザイン(再定義)」をテーマに、
ブランドの最前線を日米両国の事例をもとに解説いただくとともに、
SNS時代のブランディングに必要な戦略についてのお話を聴くことができます。
さらに後半には、ブランド戦略の日本の第一人者であられる大学教授をはじめ、
著名ブランドコンサルタントや、クリエイターなどが一同に会するといった
貴重な機会としてパネルディスカッションも設けられています。
(僭越ですが、私もパネラーの1人として参加させていただきます。)
こちらは、年に一度テーマを変えて実施されていますが、
様々な意見の交換から、深い学びと、新しい発想が生まれることにより、
毎年大変好評を得ています。
ブランド、ブランディング、ブランド戦略漬けとなる大注目の特別イベントは、
2015年10月24日(土) 13:00~、
東京国際フォーラムにていよいよ開催です。
・ブランドを確立したい、今のブランディングを見直したい、
会社を活性化したい中小企業の経営者層の方
・成果を出したい企業のマーケティング、ブランディング業務に関わる方
・更なるプロフェッショナルを目指したいクリエイター、広告業界の方
・社内を活性化したい企業の経営企画、人事、教育関係に関わる方
にとっては、絶好の学びの機会となることでしょう。
なお、開催3週間を切りましたので、席が埋まりつつあります。
業界、職種を問わずご参加いただけますので、
今すぐご参加をご決断ください!
▼第5回公開シンポジウム
『ブランド最前線 ~価値のリ・デザイン(再定義)で生み出す新市場~』
詳細・お申し込みはこちら↓からです。
http://www.brand-mgr.org/symp2015/index.html
ご参加をお待ちしております。