私は、株式会社イズアソシエイツと一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会の
両方の代表を務め、経営しているなかで、はっと気づかされたことがありました。
鎌倉投信様からのメルマガを一部引用させていただきつつ、備忘録的に以下に記載します。
・社会性を謳う会社がふえてきているが、それ自体はよいことだが、
一方で、実際に社会的インパクトを与えている、
といえるほど事業化できている会社は稀である。
むしろ、全体的には経営面で課題を抱えているケースが多いと感じる。
・社会性を経済性を両立させるには下記の3要素が前提である
一、社会性(経営理念)を実現するために、経済性を重視している。
二、モノづくり(モノ自体の質、生産技術、生産管理)へのこだわりの強さ。
三、それら全てを統合する経営力の強さ。
・社会性を前面に出しすぎるとコミュニティが閉じてしまい、拡がらない。
社会性の大切さを知ってもらうことは必要だが、大衆化するには
社会性を伝えることへのこだわりが強すぎてもいけない。
・先の三要素は社会的な事業であるなしにかかわらず、
企業等の組織を持続させる上で必要な要素である。
二宮尊徳のいう「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」を思い起こす。