屋外広告 ビルの側面、空中など、使用場所はいろいろ (6)

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販促手法の種類-新規顧客向け・媒体活用型10

屋外広告 ビルの側面、空中など、使用場所はいろいろ (6)

 

 

屋外広告の主なものをご紹介します。3月18日掲載分の続きです。

 

(9)LEDボード

 発光ダイオードを利用して、文字、映像をカラー表示する広告板です。

 明るく表示するLEDボードは、昼・夜を問わず、通行人の目を引き付けます。

 

 手書きの文字や絵がカラフルに発色する電飾LEDボードを組み込んだ

 ディスプレイスタンドや、ポスターをパネルに入れるものなど、

 さまざまなタイプがあります。

 

 表示内容も多様に変更できます。季節ごとのキャンペーンに適しています。

 目立たせたり、見やすくしたりといった工夫によって、集客率、購買率の

 アップが期待できます。

 

 最近は、省エネタイプのLEDボードが増えてきており、

 ランニングコストを抑えられるものが主流になってきています。

 

 

 (10)大型ビジョン

 ブラウン管を使用した大型の映像表示板です。テレビ中継や、TVCM、

 音声の出力も可能です。「街の顔」となり得る大型ビジョンは、

 対象エリアを限定でき、地域に密着することができます。

 視聴者の素早い反応が得やすい販促媒体です。

 

 大型ビジョンの魅力は、迫力ある映像と音の演出により、

 通行人が思わず足を止めて見入ってしまうことです。

 圧倒的なインパクトを与えることができます。

 

 地域密着型の特定エリアに集中した展開から、キャンペーンなど

 全国にまたがってのネットワーク展開、通信衛星やインターネットとの

 連動による双方向企画など、フレキシブルな可能性に富んだ

 販促媒体といえるでしょう。

 

 2009年、東京・渋谷にある街頭の大型ビジョン(マイティビジョン渋谷)

 において、『mabuya(マブヤ)』(株式会社ドリームエッグス)という

 モバイルと連動した通販番組がスタートしました。雑誌『Ranzuki』

 などで活躍中のモデルが、現在流行しているグッズを番組内で紹介し、

 これを観た若者は、携帯ショッピングサイトから購入することができます。

 

 「マイティビジョン渋谷」周辺の通行量は1日(平日)に約50万人で、

 「渋谷の若者」という明確なターゲットと、そのターゲットにマッチした

 商品をアピールし、さらには、その商品を目にしたターゲットが直接

 商品を携帯電話から購入できるというメリットもあることから、効果的な

 販売促進活動として注目を集めています。

 

 なお、屋外広告は、安全性・風致・美観のため、都道府県、政令市例都市、

 中核都市には、「屋外広告物法」(国土交通省)に基づいた条例があります。

 実施の際には、各条例または専門家に問い合わせるといいでしょう。

 

 

 

※『この1冊ですべてわかる 販促手法の基本』

 (岩本俊幸著/日本実業出版社) より抜粋

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