販促手法の種類-販売時点直接型1
試用体験手法 (2) お試し体験
お試し体験は、車などの試乗体験のように高額品で行なわれる。
商品以外でも、学習塾などの「無料体験レッスン」もこれに当たる。
「無料体験レッスン」とあるが、必ずしも無料である必要はない。
仮に少額でも有料にしたほうが、「クオリティに自信がある」と
ターゲットに捉えてもらえる場合もある。
実際に商品・サービスを体験できるため、
使いやすさという機能的な側面だけでなく、
心地よさなどの情緒的な側面も伝えることができる。
短期的にサービスの体験を形成できるため、
比較的短期的に購買動機付けが可能となる。
しかし、高額商品や商品以外のサービスについては、
お試し体験の場所や時間が限定されることはもとより、
対応する人の技術や接客のクオリティによって
販売への影響は小さくありません。
※『この1冊ですべてわかる 販促手法の基本』
(岩本俊幸著/日本実業出版社) より抜粋
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