クリエイティブ・ブリーフ-Part2

koukoku

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前日より続く
http://blog.is-assoc.co.jp/toshi/2008/06/part1_1.html
小池さん自身の手によって、40年近くの歳月を費やし、
大切なものだけを残し、無駄なものをそぎ落とした結果、
最終的に出来上がった『クリエィティブ・ブリーフ』とは、
以下のとおり。


◆広告する商品の競合状態
◆競合商品に対する優位性
◆広告の目的
◆ターゲット
◆ターゲットが感じている本音
◆広告の結果、期待するターゲットの反応
◆広告が訴える最も大切な提案
◆トーン&マナー
◆その他の留意事項

驚くほどシンプルである。
でも、一つ一つに答えていくのは、簡単なことではない。
小池さん曰く、
『クリエィティブ・ブリーフ』は、
全ての広告表現を創造する前に必ず作るもの。
外資系広告会社にとっては、ごくごくあたりまえのこと。
このような外資系広告会社に長く在籍していたからこそできた賜物。
日本では、「暗黙の了解」や「あうんの呼吸」というものがある。
だからこのような『クリエィティブ・ブリーフ』がなくても、
比較的伝わってしまうことも多い。
米国などは、他民族国家である。
様々な文化や価値観の人たちが集まっているので
「暗黙の了解」や「あうんの呼吸」は通用しない。
だから必要となったのである。
でも、いくら「暗黙の了解」や「あうんの呼吸」というものがある日本でも、
広告表現を創造していくプロセスには、ムダが多いように思う。
的確にクリエイターに伝えるというのは、簡単なことではない。
『クリエィティブ・ブリーフ』を一つ一つを言語化するプロセスを通し、
相互の共通理解を深めるからこそ、
ムダをはぶくことができるわけである。
そうそう。次回の勉強会(1ヵ月後)までに宿題が一つ出ている。
ある商品をテーマに「クリエイティブ・ブリーフ」を作成する。
しかも、この宿題について、事前に小池さんに提出し、
次回の勉強会で、その全てに添削をいただけるという、
とてもありがたいプレゼント付きである。
小池玲子(よしこ)氏登場。
『販売促進スペシャル』マンスリーゼミナール 特別編
「ブランド価値向上を目指す会社の次なるマーケティング戦略」
http://www.kotei-p.jp/study/study06.html
このセミナーのための書き下ろしのコンテンツ!!

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