書道家の叔母の個展に、昨日行ってきました。
銀座鳩居堂画廊という、この世界ではかなりブランド化されている画廊で、
2フロアを約1週間にわたって展示しているとのこと。
こちらは、「母」という文字。
ある学者さんは、星雲そのものだと言っていました。
とても力強く、文字の域を超えていますね。
こちらは「慈」
そして、こちらは「いのり」です。
真ん中の「の」の字には、「かなう」という文字が
浮き出ているそうです。
私にはちょっと分からなかったのですが・・・。(汗)
「いのり」が「かなう」ということのようです。
叔母いわく、これらの作品は、自分の意識で書いていないとのこと。
では、誰の意思なのかと聞くと・・・。
何かに書かされているのだと。
たしかに、実際に書いている姿を何度か見ましたが、
何者かに憑りつかれているような感じで、ものすごい迫力です。
叔母は、78歳です。毎年確実にエネルギッシュになっています。
ご自身でも、今が一番元気で、頭の中がクリアだと言っていました。
なんてことでしょう。