今月も、映画を観にいきました。
『ジヌよさらば』という映画です。
『ジヌ』とは、東北地方の言葉で<銭>のことで、
主人公は、お金恐怖症で、都会から遠く離れたかむろば村で、
いかにお金を使わない生活をするかとチャレンジするストーリーです。
主演は、松田龍平で、以前、『舟を編む』という映画を観ましたが、
その映画でも主演もやられていて、なかなか渋い演技をする人だと
好感を持っていた俳優です。
その他の俳優陣として、松たか子、片桐はいり、西田敏行など、
大物や個性的な俳優が多く出演していました。
そして、私が大好きな俳優、阿部サダヲも出演していました。
この映画を見た理由には、阿部サダヲが出演していたということもあります。
ただ、ストーリーは、一見ほのぼのしているようですが、
闇の世界の描写も多く、映画を見た後の感覚があまり穏やかではなかったです。
また、存在感のある個性派俳優も多く出ていることもあり、
主演が上手くフューチャーされていないような印象で、
何かストレートにぐっとくる感じがしなかったのが、少し残念でした。
でも、阿部サダヲの主演を喰ってしまうほどの名演技と存在感には、
やはり流石なだなぁと感心しましたし、
その点は見れて良かったです。