6月19日の祖母が亡くなった。104歳だった。
ここ3年ほど会えてなかったのが、心残りだったので、
昨日の葬儀だけでなく、先週日曜日には、
実家でしばらくそばにいるようにした。
その実家では、10歳から22歳まで、
一緒に過ごし、特に小学生の時は、
将棋、花札を一緒にやってくれた。
孫10人のなかでは、最も一緒にいてくれて、
最も遊んでくれた。
私は、おばあちゃんを一時期、ひとりじめしていたのだ。
7年ほど前から、老人ホームに入ることになったが、
その前から、晩年はとくに「ありがとう」「私は幸せ者ね」を
口癖にしていた。
顔や姿もいつも穏やかだった。
自分はここまで長生きできないにしても、
この先、こんな生き方ができるのだろうか?
そんなことを考えさせる祖母とのお別れだった。