映画 『日本のいちばん長い日』

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今月も、映画を観にいった。

 
 『日本のいちばん長い日』という1945年8月15日に、
玉音放送で戦争降伏が国民に知らされる直前の時期についての
歴史の舞台裏が描かれた映画だ。
 
私は、昨年104歳で亡くなった祖母と10~20代前半まで
一緒に住んでいて、戦時中と戦後の話しを何度も何度も
聞かされていたこともあり、もともと、当時の庶民の感覚は
多少持っていたように思う。
 
だが、その頃の若者が国に忠誠心を誓っていたにもかかわらず、
その存在理由や、生きる意味が一夜にしてなくなることの心境は、
祖母からは聞かされているわけではなかったので、
このあたりの心境を映画で感じ取ることができた。
 
でも、あくまでも映画の臨場感のなかで感じ取るレベルであって、
想像を超える空虚感があったのだろうと考えさせられた。
 
このような方向に日本が向かってしまったという事実は、
たったの70年前の出来事であることが、
本当に恐ろしいことだと改めて思った。
 
 

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