『メディアに引っ張りだこの「サルベージ・パーティ」のブランディング』(後篇)

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(財)ブランド・マネージャー認定協会のオフィシャルサイトにて、

スペシャルインタビューを毎月更新しています。

『メディアに引っ張りだこの「サルベージ・パーティ」のブランディング』(前篇)

(社)フードサルベージ 代表理事 CMO  長田 敏希氏

株式会社ナカヤマ  平手 敦氏

サルベージ・パーティの活動が、メディアによく取り上げられています。

活動を実施すれば、必ず1社は取材が入るほどだそうです。

そのため今では、1回のサルベージ・パーティの取材を

2社までに制限しています。

これほどメディアで注目される理由について、同社の長田氏は、

「“フードロス”で華やかなサイトがないようですし、

活動自体がほかでは行っていない切り口」であることを挙げています。

(社)フードサルベージホームページには、

「食品ロスとは」「サルベージ・パーティとは」

「実際の開き方」などのコンテンツが用意されています。

これについて長田氏は、「情報がたくさん載っていることが信頼性です。

だから、問い合わせにつながっているのだと思います」と語ります。

長田氏は、サルベージ・パーティの

今後の課題に「収益構造」を挙げました。

活動を継続させるためには、一般の方たちだけではなく、

企業も巻き込んでいかなければならないと考えているそうです。

しかし現実には、CSRに予算を取っていない企業もたくさんあります。

平手氏はこの点について、

「この活動が社会にとってだけ良いことではなく、

自分たちの企業にとっても良いことである、

企業のブランドイメージが上がることで

お客様に価値のある会社だと思ってもらえることが分かれば、

広告宣伝費や営業費などからフィーが出せるのではないか」

と語っています。

そして最後に平手氏は、

「サルベージ・パーティは、

いつまでも続けられなければ意味がありません。

100年も200年もこの活動が生きていれば意義があるのです。

そのためにもマネタイズをきちんとしなくてはならない」

と語っています。

長田氏と平手氏のインタビューは、前篇と後篇に分けてお届けしますが、

後篇は、サルパの活動がメディアに取り上げられるコツや、

今後の活動内容についてお伺いしています。

公式WEBサイト「スペシャルインタビュー」で、ぜひご覧ください。

https://goo.gl/EL4e5b

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