ブランド構築のお手伝いをしている
ある温泉旅館が、先週より
チームブランディング(※)研修に導入している。
温泉旅館のブランディングは、
ブランド・アイデンティティの一貫性がおもてなしを中心に
スタッフの行動レベルまで浸透して、
はじめてスタートラインに立てる。
いわゆるブランドの価値観を現場のスタッフと共有して
使える形に落とし込むということだ。
その研修が始まり、同席させてもらった。
研修トレーナーは(財)ブランド・マネージャー認定協会の
優秀なトレーナーであり、実践者の島田良氏。
カリキュラム設計、ファシリテーションなど、
最高の場を提供していた。
スタッフにみなさんも、顧客視点と目的意識が高い素晴らしい人たちばかり。
5週間後が本当に楽しみだ。
※「チームブランディング」とは?
自社の経営戦略に基づく「ブランディング」を、事業に直接的、
間接的に携わる人たちと、共に築きあげることで、
同時にチームワークも醸成することのできるプロセス。
「ブランディング」とは、企業が持つ「こう思われたい=ブランド・アイデンティティー」と、
お客様が持つ「こう思う=ブランド・イメージ」を一致させることを意味する。
「チームブランディング」では、答えを与えるのではなく、
グループワークを通して、自分達の頭で考え、意見を交換することで、
「自社の価値観」や「他者(お客様、スタッフ)の価値観」を深く理解し、
「自らの価値観」との共通点を発見することを大切にしている。
それが「自分ごと」として、主体的に「ブランド・アイデンティティー」に即した行動ができる、
人材の育成、チームの育成につながる。