デイヴィッド・オグルヴィ 広告を変えた男

本

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つ、ついに出ました。

「クリエイティブキング」オグルヴィ氏の生誕100年を機に、出版された書籍
デイヴィッド・オグルヴィ 広告を変えた男

先日、出版社「海と月社」の松井社長より献本をいただきました。

松井社長と私はオグルヴィ氏の大ファンで、
以前からメールなどでやりとりをしていました。

なかなかお互いに時間が合わず会うことができなかったのですが、
ようやく昨年お会いすることができ、弊社でオグルヴィ談義をしました。
とっても盛り上がりました。

いつも献本をいただきありがとうございます。

本書の主人公デイヴィッド・オグルヴィ氏は、1950年代~80年代まで
長くアメリカの広告界で活躍し、「キング」と呼ばれた伝説の人物です。

スコットランド出身で、オックスフォード大学を中退後、
コック見習い、訪問販売員、調査研究所員、スパイ、農夫など
さまざまな職業を経験し、30代後半でマディソン・アベニューに
乗り込んだという風変わりな経歴の持ち主ながら、
広告史に残るキャンペーンを次々と繰り出して頭角を現し、
ついには自身の会社を全米屈指の広告代理店にまで成長させました。
 

ですが、最も驚くべきことは、
オグルヴィが、全盛期から半世紀ほど経った今も
世界の広告人や経営者たちを虜にし、
影響を与え続けているということです。

オグルヴィ氏の著書『ある広告人の告白』も、150万部を超えてなお
「世界で最も売れている広告の本」として各国で売れ続けています。

私自身もオグルヴィ氏と『ある広告人の告白』に大きな影響と刺激を受けて、
自身オフィシャルサイトをたった一文字だけ変えて
『ある広告屋の告白』にしました。

出版社「海と月社」の松井社長いわく、

本書は、そんなオグルヴィ氏の下で26年間働いたケネス・ローマン氏が、
「天才」の生誕100年を機に、満を持して取り組んだ本格評伝。

多くの著名人も交錯する赤裸々な人間ドラマを通して明らかにされる、
強烈な才能と成功の秘密、そして意外な素顔。

真の意味での一流のビジネスとはどうあるべきか?

その醍醐味とは何か?

といった、いま私たちが見失いがちな本質的なことがらを
しみじみと教えてくれる魅力があるということです。

つい先日届いたこの書籍、まだ読むのはこれからですが、
なんと460ページを超えるぶ厚さです。

オグルヴィ氏の大ファンである私としては、
フォトリーディングしないで(笑)
じっくりと噛みしめながら読みたいと思います。

今からとっても楽しみです。

 

天国のオグルビー師匠へ (デイヴィッド・オグルヴィ氏は1999年に他界されました)。
勝手に師匠と呼ばせていただいております。

あなたの名著『ある広告人の告白』の1文字だけ変えて、
私のオフィシャルサイトのタイトルに使わさせていただいております。

これからオグルビー師匠の広告人としての思想、
そして広告会社の経営者としての考え方を1つ1つ噛み締めていきます。
 

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