中小企業のブランド戦略の現場として、
リアル過ぎる実践事例の数々を見ることができ、
大きな学びの場となるであろうイベントをご紹介します。
日本で唯一「ブランド・マネージャー」を養成する専門機関として、
設立6年で延べ1,100社以上の企業が学んできた講座を開講している
(財)ブランド・マネージャー認定協会にて年1回開催している
一大イベント 「第6回 公開シンポジウム」が開催されます。
http://www.brand-mgr.org/symp2016/
各業界のオピニオンリーダーとの交流の場としても好評を博している
同イベントですが、 今回も見逃せない内容です。
なぜなら、実際に協会の講座受講生のなかから、
ブランディング実践事例を広く募り、ブランド構築を体系立てた
フレームワークの活用と応用、独自性、そして結果という観点で
優れた事例を選出したコンテストを開催し、そのなかから
優れた受賞者のプレゼンがあるからです。
その受賞企業とは・・・
■大賞は、創業135年の老舗石材店。
5代目の社長に代替わりしたものの、間接競合他社の影響で
売り上げは下がる一方。過去最低の売上げが2年続いたため、
ご家族はこの先の経営に対して不安を募らせていました。
そこで、ブランド構築のプロセスを積み上げ、
明確なブランド・アイデンティティを設定。
ブランド要素と店舗改装を実現しただけでなく、
従業員の接客ストーリーなども意識合わせを行いました。
その結果、店舗のリニューアルオープンイベントから
2か月で年内の予約が埋まり、今期の売り上げも
大幅アップの見込みとなりました。
■準大賞は、オーディオ買取屋。
父親に隠居後の仕事を!と思って準備したのがオーディオリユース事業。
しかし、参入障壁が低く競合は多数。
あっという間に価格競争に陥ってしまいました。
息子は、ウェブコンサルタントならではの緻密な調査と、
ブランディングプロセスから導き出されたペルソナへの
適確なアプローチで、ブランド構築を実施。
今では売上前年比1.5倍、見積依頼前年比2倍と、
シニア世代を応援するビジネスへと成長を続けています。
■審査員特別賞は、サルベージ・パーティ。
『捨てる』を『救う』に。
フードロス(食材廃棄)が世界的な問題になっている昨今、
一般家庭のひとにとってはその規模の大きさから、
考える・向き合うきっかけが少ない現状にありました。
参加者が“あまり物”を持ち寄ってそれをシェアが料理に仕立てる
「サルベージ・パーティ」の開催を通じ、楽しく、丁寧に食べきる方法を
模索しているのが(社)フードサルベージ。
社会的価値のみならず、時流にあったペルソナ設定と洗練されたデザイン、
メディア等への圧倒的な取材実績などが評価されました。
といった強力な実践事例を体感することができます。
また、基調講演には、人気ブランド・コンサルタントの阪本啓一氏より、
「ブランドを強くする 他社に負けない「とんがり軸」のすすめ」をテーマに、
ブランドの最前線を事例をもとに解説いただきます。
さらに後半には、ブランド戦略の日本の第一人者であられる大学教授をはじめ、
著名ブランドコンサルタントや、クリエイターなどが一同に会するといった
貴重な機会としてパネルディスカッションを2部構成で設けました。
様々な意見の交換から、深い学びと、新しい発想が生まれることにより、
毎年大変好評を得ています。
ブランド、ブランディング、ブランド戦略漬けとなる大注目の特別イベントは、
2016年10月1日(土) 13:00~、
東京国際フォーラムにていよいよ開催です。
・ブランドを確立したい、今のブランディングを見直したい、
会社を活性化したい中小企業の経営者層の方
・成果を出したい企業のマーケティング、ブランディング業務に関わる方
・更なるプロフェッショナルを目指したいクリエイター、広告業界の方
・社内を活性化したい企業の経営企画、人事、教育関係に関わる方
にとっては、絶好の学びの機会となることでしょう。
なお、開催1ヵ月を切りましたので、席が埋まりつつあります。
業界、職種を問わずご参加いただけますので、
今すぐご参加をご決断ください!
▼第6回公開シンポジウム
詳細・お申し込みはこちら↓からです。
http://www.brand-mgr.org/symp2015/index.html