『シズル感』のシズルとは、英語の「sizzle」のことで、
肉がジュージューと焼け、肉汁がしたたり落ちるような状態を
表す単語である。
よって広告表現においては、出来立ての料理や
調理中などの臨場感を表現する際に用いられる。
また、料理に限らずリアリティをより打ち出したい時にも
『シズル感たっぷりの』などというように使われることも多い。
今週からのコラムでは、アイキャッチを作成する手順について触れるが、
広告表現におけるアイキャッチには、この『シズル感』は欠かせない。
どんなに小細工をしても、
『シズル感』1つに作用されてしまうと言っても過言ではないほど
重要なものなのである。
ゆえに、この『シズル感』を表現するには、
素人が撮影した写真で簡単に打ち出せるものではない。
消費者を釘付けにする『シズル感』を出したいのであれば、
多少コストがかかっても、プロのカメラマンに依頼する方が
賢明だろう。