移転日から、社内的なルールを一つ変えたことがある。
そのルールとは、社員全員が夜は10時までに
必ず帰るということ。
夜10時ということに、驚かれただろうか?
ノー残業デーを導入するとか、
もう少し早い時間に帰るというルールにするのが、
一般的かもしれない。
だが、弊社にとって、夜10時に全社員が帰るという
ルールでも、結構大変なことである。
なにせ、忙しい時期は、半数以上の社員が
夜10時まで残っていることもある。
深夜12時近くまで残っている社員ですら、数名いることもある。
さらには、夜中2時~3時になり、タクシーで帰る社員もいる。
年に数回、徹夜する社員すらいる。
だから、夜10時に全社員が必ず帰るというルールを
徹底するだけでも、かなりの改革なのである。
もちろん私自身も、このルールは守る。
これは、毎日の仕事のデッドラインを決めることによって、
だらだらと仕事をしないことは、もとより、
「どうやったら、早く仕事を終わらせられるのか?」
「どうやったら、もっと効率的に仕事ができるのか?」
「どうやったら、仕事に集中できるのか?」
を、もっともっと社員に考えて欲しいからである。
私ももっともっと真剣に考えてみたいと思う。
今後は、少しずつ慣れていってから、
9時、8時と帰る時間を早くできたらと思う。
でも、まずは夜10時、これをみんなで守りたい。
移転後、4日が過ぎた。
今のところなんとか守っている。