自身の機械化計画 -その1

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先日、テレビで北京オリンピックの速報を見ていた時のこと。
ちょうど競泳の北島康介選手が2大会連続の2冠達成したという
トピックに解説者達がコメントをしていた。
オリンピックを頂点にして身体と心のコンディショニングを
最高の状態で迎えることに相当の努力が必要であることを
強調してコメントしていたことが印象的だった。
なかでも、毎日のトレーニングを含めた
身体と心のセルフコントロールがとても重要だということ。


オリンピック選手は4年間という大きなマイルストーンがあるが、
スポーツによって様々なケースがある。
例えば、野球の場合はどうだろうか?
オフシーズン以外は、毎日のように本番を迎えるわけだが、
このセルフコントロールをいったいどのように行っているのだろうか?
イチロー選手は、毎日のルーティーンが完璧に決まっていて、
まるで機械のようにセルフコントロールをしていると聞いたことがある。
でも、これはスポーツだけではないとひしひしと感じる。
ビジネスに応用している例として、
あの岡本吏郎先生と数ヶ月前に食事をしている時に
こんなことを聞いたことがある。
「私にとって今、最も力に入れているテーマは、
『岡本吏郎 機械化計画』なんだよ。」
いかに、日々の波をなくして、自分を機械のように扱い、
淡々とスケジュールをこなしていくかということ。
自分に振り返ってみると、いかにそれができていないかがわかる。
私も年間の計画を初めとして、毎月、毎週の計画、
そして、日々の基本スケジュールを決めてはいる。
だが、なかでも日々の基本スケジュールは、
ほとんど守られていない。
私のスケジュールは、ざっとこんな感じである。
6:00~ 起床~家族と朝食
6:45~ 家を出る、車で移動
7:30~ 会社到着、新聞、雑誌、書籍を読む
9:30~ 経営全般、営業関係、マーケティング活動、各種執筆活動
    ブレーンおよび社内のミーティング
13:00~ 昼食
14:00~ 午前中の続き
20:00~ ブログを書く、明日の計画と準備
21:00~ 帰宅
22:00~ ジョギング、ストレッチ他
23:00~ ニュースを見る、読書
24:00~ 就寝
これは、経営者としての能力を高め、人間としての器を大きくし、
経済面、精神面、健康面をバランスよく高めていき、
私自身はもとより、社員やスタッフにとって、
そして家族にとって経済的にも精神的にも豊かになってもらうために、
私自身、どのように日々を送っていったら良いのか?
の答えを私なりに考えた、日々の基本スケジュールなのである。
だが、ほとんど守られていない。
これは、「自分との約束」を破っているということ。
自分との約束を守れないというのは、
とても情けない気持ちになる。
情けないという感情のうちは、まだ良いほうだ。
慣れてくると、このような感情すらなくなってしまう。
そもそも、起床の時間すら守れない日もちょくちょくある。
まずは、この段階で平日の家族とのコミュケーションが
なくなっていく。
それと、このブログ【ある広告屋の告白】。
昨年末に、「平日は毎日書こう!!」と決めた。
自分に約束をしたわけだ。
結果的というか記録的には、平日毎日書いていることにはなっている。
だが、気づいている人もいるかと思うが、
数ヶ月前からは、週末にまとめて一週間分書くという状態。
さらに、ジョギングにいたっては
一度もやっていないのである。
続く↓
http://www.koukoku-ya.jp/blog/2008/08/post-161.php

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