販促手法の種類-既存顧客向け・媒体活用型2
顧客のライフステージを把握できることが重要
顧客のライフステージ、ライフスタイル、ライフシーンに応じて、それぞれの
ニーズやウォンツにマッチした商品・サービスを、タイムリーに提供し
つづける双方向型のコミュニケーション活動が重要となります。
たとえば、ある温泉ホテルでは、顧客のライフステージごとに、「想い
出に残るカップル旅行を楽しむ宿泊スタイル」「ご夫婦で大切な休日を過
ごす宿泊スタイル」「赤ちゃんと安心して温泉旅行を楽しむ宿泊スタイル」
「家族旅行を想い出いっぱいで楽しむ宿泊スタイル」
「母娘で楽しむ宿泊スタイル」 といったメニュープランを用意しています。
このことによって、カップルが結婚して、子どもを産み、その子どもが
大きくなり、成人に至るといった成長のプロセスに応じて、長期的な関係を
継続することが可能になります。
それぞれのライフステージに合わせたメニュープランと特典を設定し、
顧客に定期的かつタイムリーにアプローチすることで、効果的に成果を
得ることができます。
※『この1冊ですべてわかる 販促手法の基本』
(岩本俊幸著/日本実業出版社) より抜粋