先日、以前から注目していた野崎美夫氏の
コピーライティングセミナーに参加してきました。
なかなか具体的で、ためになる情報をもらうことができました。
コピーライティングをする上で、大切な考え方の1つとして、
「スワイプ」というものがあります。
これは、スラングで「盗む」といった意味なのですが、
優秀なコピーライターは必ずこの考え方を持っています。
例えば、次のような考えていきます。
日本ハムファイターズのポスターには、
以下のようなキャッチコピーがありました。
「日本ハムグループはグループじゃない。チームだ。」
これをダイエット食品でスワイプすると、例えば次のようになります。
「このダイエットはダイエットじゃない。グルメだ。」
また、東部鉄道のキャッチコピーに以下となっています。
「パパは地球は守れないけど、線路は守れる」
これをやはりダイエット食品でスワイプすると、例えば次のようになります。
「食べる量を我慢するダイエットはできないけれど、
食べる種類を選ぶダイエットならきっとできる。」
このように、響くキャッチピーがあったら、
自分で取っておいて、ファイリングをしておき、
いざという時に、スワイプするのです。
全く別の業種で変換していくことに意味があります。
同じ業種では、絶対にやってはいけません。
これはある程度訓練が必要ですが、
この考え方を知っていれば、トレーニング次第で、
誰でも響くコピーライティングが書けるように
なるのではないでしょうか?
※上記は、野崎美夫氏さんのセミナーテキストの一部を引用しています。