販促手法の種類-販売時点直接型6
店頭手法(1)POP広告
POP広告とは、お客様を売場の商品へ誘導するために
用意される一連のツールのことである。
果たすべき機能も、用いられる場所も、形状もさまざまなため、
制作仕様が多様になっており、機能、使用場所によって、
使用する主要素材が異なる。
さらに、「動く」「音が出る」といった付加仕様も、
効果的なPOP広告になることもある。
POP広告は、お客様にすれば、お店の手引き以外の何物でもありません。
ガイドが適切で、行きたい売り場に迷わずにたどり着くことができれば、
ショッピングを楽しんでくれるはず。
配置や表現を工夫しなければならず、雑然としていれば、
落ち着いて買い物ができないお店になってしまうのだ。
POP広告は、お客様が知りたい情報を、
知りたいときに知りたい場所で得られるものでなければならず、
内容も、配置場所も、お客様の視点に立ち、
その動線を良く考える必要がある。
※『この1冊ですべてわかる 販促手法の基本』
(岩本俊幸著/日本実業出版社) より抜粋