販促手法の種類-新規顧客向け・媒体活用型1
折込チラシ (5)矛盾や葛藤を解消するチラシ-2
お客様がチラシに注目し、それに感情を喚起され、
理解も深め、記憶に残ったとしても、
「本当にこの商品、大丈夫?」と、何らかしらの矛盾や葛藤が働くもの。
前回はこのような矛盾や葛藤を紙面上で解決し、
「買う」というアクションにつなげるための工夫を
一部紹介しました。
今回は残り5つのうち3つの工夫を紹介します。
(3)お客様の声の掲載
「お客様の声」を数多く載せるに越したことはありませんが、
チラシの誌面スペースにも限りがある。できるだけ見やすく、
読みやすい工夫を凝らそう。
たとえば、実際にお店を利用したお客様の笑顔だけでなく、
個人情報保護法に抵触しない程度に、「○○市在住」「○○町在住」など、
お客様のある程度の住所を記載する。
お客様の許可を得られるのであれば、
実名を載せることによって、よりリアル感が増す。
(4)保証する
商品・サービスについて、故障や不具合を起こしたときに
長期保証ができるに越したことはありませんが、その保証書の
実物を一緒に見せることも効果がある。
また、返金保証を付けるという方法もある。
(5)権威付けをする・・・資格・受賞歴
レストランなら「ソムリエ」、葬儀社なら「お墓ディレクター」というように、
何かしらの資格があればチラシに掲載しよう。
次回は残り2つを紹介!お楽しみに。
※『この1冊ですべてわかる 販促手法の基本』
(岩本俊幸著/日本実業出版社) より抜粋