販売促進-制度手法

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 販売促進のなかでの『制度手法』とは、販売体系の中に
 販売促進手法を制度として組み込んで展開するもの。

 販売促進手法といっても様々な方法があるが、
『制度手法』の特徴は、他に比べ実施期間が長く、
 長期にわたり特典を提供し、繰り返し商品やサービスを
 購入させることを目的としている点だ。

 簡単に言うと、商品やサービスを頻繁に利用する顧客を
 優遇するのである。

 結果、優良顧客を維持することができるとともに、
 一般的な顧客を優良顧客に育てることも可能である。

 また、特定層の顧客管理を確実にできるという側面も持つ。

 商品やサービスを頻繁に利用する顧客を優遇することで、
 優良顧客を維持するとともに、一般的な顧客を優良顧客に導こうという、
 二つの狙いを持つ。

 よって、『制度手法』を計画する際は、
「いかにして長期にわたる顧客満足を形成するか?」
「いかに良好な顧客関係を形成するプログラムを作り上げるか?」が、
 ポイントとなる。
 

 こうしたことを踏まえ、
 入手した顧客の購入履歴や、生活に関わるデータを活かし、
 顧客にとって、より価値の高いサービス提供を継続していくことが
『制度手法』を実施するうえで最も重要なのだ。

 なお、『制度手法』は、次の6つの方法で行なわれることが多い。

 (1) ポイント制度
 (2) メンバーシップ制度
 (3) 紹介制度
 (4) 下取り制度
 (5) 保証制度
 (6) レンタル制度

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