美容室の新規出店

koukoku

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本日、クライアントである長野の美容室の
企画室長とデザイナーのお二人が来社した。

 

今年10月にオープンする新店舗のプロモーションの
打ち合わせのため。

グループで7店舗目となる新規出店。

リニューアルオープンは昨年もあったが、
完全な新規出店は10年ぶりとのこと。

だから気合も入る。

 

 

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ランチをはさんで、約5時間の打ち合わせ。

「どのようなプロモーションの打ち手を打つのか?」

「WEBはどのように絡めるか?」

「もし初回のプロモーションが失敗した場合は、
  次の手はどうするか?」

「そもそも、新規集客の目標をどれ位に置くのか?」

「もし、集客しすぎてしまって、
  オペレーションが追いつかなくなったらどうするのか?」

さらに、プロモーションの打ち手については、
細部にわたりアイディアを出し、
順序なども確認していった。

もともと、プロモーションの打ち手やスケジュールの
たたきはできていたので、
濃い打ち合わせができたかと思う。

また、内部的には、既に新店舗にかかわるスタッフとは、
何度も打ち合わせを重ねているとのこと。

 

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さて、ここで1つ気になることがあった。

それは、新規出店する商圏1km内に
小さな美容室が9店舗あるとのこと。

余計なことなのだが、私が気になってしまったのは、
クライアントの美容室のことではなく、
既にある商圏内の競合店のことである。

クライアントである美容室が、このエリアに参入すると
いったい何が起きるのだろうか?

予想できることとして…、

競合店のうち何店舗かは、数年内になくなるだろうということ。

なぜ、このようなことを予想したかと言うと…。

この美容室は、他の美容室と規模も違い、
地元では名が通っているというブランド力もある。

そして、なによりも戦略的であり、あらゆる面で緻密である。

既存店で実験し、体験してきた量が圧倒的に違う。

例えば…

サービスの品質にはじまり…

顧客との関係作り。

プロモーション。

スタッフ教育。

スタッフ同士のコミュニケーションや一体感の作り方など。

多くのことを実験し、体験してきている。

このようなお店が、同業種として、
あなたの商圏に参入してきたらどうだろうか?

もし私だったら、夜も眠れないほど恐い。

私は何を余計なことを考えているのだろうか…?

そんなことを考える前に、
もっとクライアントのことを考えるべきだろう。

確かにその通りである。

でも、この美容室には、一切の妥協をせずに、
戦略的にかつ緻密にやって欲しい。

会社経営、事業とはそういうものだから…。
 

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