名刺のインパクト

koukoku

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今日は日本経済新聞社主催の
第1期 【ブランドマネージャー養成講座】全7回の
第1回目に行ってきた。
この講座の参加者は、
みなさん大企業の広告、マーケティング担当者が多く、
年齢は40代が中心のようだ。
名刺交換をさせていただいて、
私が知らない会社はなかったように思う。
まさにみなさんしっかりとしたブランドがある企業ばかり…。


そんな中で、私は名刺を差し出したわけだが、
どうやら、けっこうみなさんの興味を引いたらしい。
上記の画像が、その名刺なのだが、
USP(※1) と事業の考え方をモチーフ化し、
構成したものだ。
単に顔写真を入れたり、
業務内容をふんだんに入れるようなものとはちょっと違う。
もちろん、顔写真を入れる名刺とかが
悪いというわけではなく、私がきらいなだけ。
それと、インパクトがあるというだけでなく、
弊社と私に興味を持ってもらうきっかけを
作るための名刺である。
以前、この名刺を見せただけで、
ビジネス書のベストセラー作家が経営している会社の
名刺の依頼も受けたぐらいだ。
うちの会社は名刺屋ではなく、広告屋なので、
名刺の請負をするのはコアではない。
だが、こういうことがきっかけで
今後、大きな仕事につながる可能性は結構あるものだ。
大企業の方々にはネームバリューではかなわない。
だから、たかだか名刺かもしれないが、
ゲリラマーケティング(※2)的にいうと、
こういった小さなツールもマーケティングウェポンの一つなのだから、
より工夫をしてマインドシェアを獲得することは重要なことだと思う。
さてさて、本来であれば、
「【ブランドマネージャー養成講座】では、
いったいどんなことを学んだのか?」といったところを
書き込むべきだと思っている。
これについては、後日このブログでアップするので、
もう少々、お待ちください。

※1 USPとは?
Unique Selling Propositionの略で、
「ユニークな売り」を一言で表せるようにしたもの。
よく知られている例では、ドミノピザがある。
かつて、ピザの出前と言えば、1時間以上はかかるのが当たり前の時代に、
「30分でピザをお届けします。30分を過ぎたらお代は要りません」
というUSPで、ドミノピザはピザ業界のトップに君臨した。

※2 ゲリラ・マーケティングとは?
ゲリラと聞くと奇襲攻撃を想像し、
野蛮な感じがするがゲリラ・マーケティングとは、
「少ない経営資源からいかに多くの利益を得るか?」の課題を
解決するために考案されたマーケティング。
1.市場調査のデータによる推測・憶測よりも、
心理学・人間行動学の知識から実践計画を立て実行する。
2.予算ではなく、時間とエネルギーを投下して顧客と
リレーションシップを築く。
3.競合と競争するのではなく、協力し合うことを考える。
こうした実践方法を複合的に組み合わせたマーケティングプロセスにより
「自分のビジネスに収益を生み出すための円運動を確立する」
それが、ゲリラ・マーケティングである。
ジェイ・コンラッド・レビンソンによる
『ゲリラ・マーケティング』シリーズ書籍によって世界に認知され、
今では1400万部以上41ヵ国でシリーズ化され発行されている。
アメリカではMBA履修過程でゲリラ・マーケティング書籍が
必読書となっている。

★ゲリラマーケティング関連本
・ゲリラ・マーケティングEX
http://tinyurl.com/l4zju
・必ず売れる! ゲリラ・マーケティング IN30DAYS
http://tinyurl.com/gt4oj
・ゲリラ・アドバタイジング
http://tinyurl.com/fzcey

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