No.29 -[クーポン(Part2)]

パズル

第29回目のマーケティングウェポンの
ディスカッションテーマは前号に引き続き[クーポン]。
[クーポン(Part2)]として、 クーポンの表現(見せ方)のコツについて
みなさんとともに考えていきたいと思います。


約20年前に出版されたクーポンの権威である
ラッセル・D・ボーマン著の『クーポン・プロモーション戦略』のなかに
クリエイティブのガイドラインがあります。
ちなみにこの書籍は、現在は絶版となっています。
この書籍が出版された頃は、
前回のメルマガでも触れたように、日本では公正競争規約のため
クーポンはやりたくてもやれなかったのですが、
アメリカでは、100年近くの歴史があり、かなり研究されていました。
恐らく、この『クーポン・プロモーション戦略』の書籍は、
まだ日本では可能性が未知だったのですが、
大手広告代理店や先進的な広告会社の少数の担当者は
読んでいたのでしょう。
では、この書籍に掲載されている
クリエイティブのガイドラインを
ポイントだけピックアップしてご紹介しましょう。
当時のアメリカでは、流通を通して販売する
メーカーのクーポンが主流だったため、
そのガイドラインとなっています。
ですので、このガイドラインに沿ってということになると
このままでは使えませんが、
店舗ビジネス、通販業界でも参考になることもあるかと思います。
1. 常にクーポンをクーポンらしく作る。
広告の中にクーポンを埋もれさせてはならないし、
複雑なグラフィックデザインなどによって
クーポンの存在を失わせてはならない。
2. なるべく、クーポン切り取りのためのミシン目を入れる。
もし、ミシン目を入れることができないなら、点線をはっきりとうつ。
3. 少なくともクーポンの片方にパッケージデザインを入れるのが賢いやり方である。
なぜなら、そのことによってクーポンをもった客が、店頭で商品を思い出すからである。
特に新商品に関しては有効である。
4. 消費者にとって主要な情報は、大きくはっきりと書き、
さらには、以下の内容を入れること。
a. ブランド名やスタイル、形式など
b. 額面金額(割引額)
c. サイズ
d. 有効期間
e. 企業名
5. クーポンに消費者の名前や住所を書く欄を設けることにより、
償還や支払いカウンターの列を減らす。
6. もし、クーポンが広告をするための理由ならば、
クーポンは広告の見出しにはっきり目立つように配置する。
7. クーポン広告によって、新商品のトライアルを得ようとする場合、
クーポンを見出し部分におき、必要なら消費者にその商品を
試してみるように積極的に勧める。
(例) 「新しい (商品名) をこの (価格) でお試しください。」
「新しい (商品名) が最高の味であることをこの (価格) でお試しください。」

このように、20年前に書かれた内容ですが、
今でも通用する基本的なポイントが書かれています。
いかがでしたでしょうか?
マーケティングウェポンの一つ
[クーポン]
あなたはどのような表現(見せ方)で実施しますか?

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