今月も、またまた映画を観にいった。
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』という
アカデミー賞、作品賞など4部門受賞の映画だ。
副題がない 『バードマン』というシンプルなタイトルの映画だったら、
ヒーローものか、アクションものの映画だと思って
見にいってなかったでろうと思う。
副題に何か感じるものがあったのだろう。
それと、アカデミー賞4部門受賞ということに加えて、
全世界が熱狂! 今年再考の一本という前振りが強烈なこともあり、
そこそこ期待はしていたことは確か。
だが、感想としては、ストーリーの奥行は、深いのだろうけれど、
自分にはあまり響くものがなかった。
というか、この主人公、20年前の成功を振り返り、
再起しようという点など、自分自身に投影される部分も多少なりとあり、
何か、見たくない現実を突きつけられているように感じたのかもしれない。
とはいえ、そうとも言えない部分もあるようにも思え、
上手く言語化できない。
いずれにしても、見たくない現実は、このようなメタファー(比喩)として、
見るのではなく、自分自身に向き合って見るべきだろう。
改めて、そのことを気づかされた点はあったかと思う。
ということで、今一度、見たくない現実を自分に向き合って見てみようと思う。
辛いが・・・。