『地方創生にブランディングは有効か?』 (後篇)

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(財)ブランド・マネージャー認定協会のオフィシャルサイトにて、

スペシャルインタビューを毎月更新しています。

 

『地方創生にブランディングは有効か?』

株式会社ローカルファースト研究所 代表取締役 関 幸子氏

 

元公務員である関氏は、政府の地方創生に対して、

「国が思い切りましたね。以前からいろいろな政策を

実施してきましたが、人口減少に歯止めがかからないので

方向転換を図ったわけです」と考察します。

 

そして、政府の姿勢に対して、

「危機意識がとても強く早く、さらに大胆に手を打ってくる」と

予測しています。それに対する地方自治体の対応は、

とにかく国の指導力がすごくて、

ついていくことが精いっぱいの状況にあるそうです。

これは元公務員であり、行政の内部を知る

関氏の見方だけに説得力があります。

 

加えて関氏は、「今ある制度や法律が当たり前だとは思わないことです。

明日になったら急に制度が変わることもあり得ます。

制度が変わるときには摩擦が起きて、

既得権益のないところに市場が生まれます。

これは民間にもチャンスがあります」と、おっしゃっています。

 

最後に、今後のローカルファースト研究所の方向性として、

人材育成についてお話しいただいていますが、

関氏の独自の視点から「人は生まれる」という表現をされました。

 

関氏は、ご自身の経験から、

「人が育つためには、何か内発的で自発的な変化が

起きる必要があるんです。その瞬間人は変わる、

“生まれる”んですよ」と、語っています。

 

そして、気づきの「きっかけ作り」の重要性を強調され、

その気づきの場面を多く作りたいと、

気づいた人の育成のための講習会についてもお話しいただいています。

 

関 幸子氏のインタビューは、前篇と後篇に分けてお届けします。

後篇は、今後の政府の動きや、今後のローカルファースト研究所の

方向性についてお話しいただきました。

公式WEBサイト「スペシャルインタビュー」で、ぜひご覧ください。

http://www.brand-mgr.org/interview/

 

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