☆『ブランド名言集』では、ブランディングやマーケティングに関する
書籍の中から、印象的な言葉をご紹介していきます。
ブランド名言集を(財)ブランド・マネージャー認定協会の
フェイスブックページで毎週連載しています。
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【 ブランド名言集 Vol.106 】
■幸福の種を蒔く商売をやろう
商売は、複数のプレーヤーで顧客の「ごひいき」を
勝ち取ろうとするゲームのようなものです。
ゲームには「有限ゲーム」と「無限ゲーム」の2種類があります。
有限ゲームはスポーツや将棋など、勝者が決まれば終わりです。
一方、無限ゲームはゲームそのものを楽しむもので、
ゲームの存続が優先され、ときにルールを変えることもあります。
これまで商売は、競争相手に勝つことを目的とした有限ゲームの時代でした。
これからは「やっていること自体が楽しい、だからずっと続けていこう」という
無限ゲームの時代を迎えています。
経営環境がコロコロ変わる状況は、ルールが常に変わることを意味しています。
そこに新しいチャンスが生まれ続けていて、常に新しいゲーム展開が楽しめるのです。
勝つことのみを目的とする会社より、楽しく続けたくなる会社を
目指そうではありませんか。
出典:『繁盛したければ、「やらないこと」を決めなさい』 阪本 啓一 著
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